研究課題/領域番号 |
20K01622
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
浦田 秀次郎 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 名誉教授 (10185085)
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研究分担者 |
白 映旻 福山大学, 経済学部, 講師 (00844185)
横田 一彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (40390819)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | グローバルバリューチェーン(GVC) / 生産性 / 多国籍企業 |
研究成果の概要 |
1980年代以降、多国籍企業は生産工程を分割し、生産工程を複数の国々に配置するというフラグメンテーション戦略を進め,グローバルバリューチェーン(GVC)を形成した。GVC形成の動きは21世紀に入ると飛躍的に拡大したが、背景には技進進歩や貿易・投資自由化などによる輸送・通信コストの削減があった。本研究ではアジア諸国を対象として企業によるGVC参加の決定因を分析すると共にGVC参加による企業への影響を分析した。分析結果からは、高生産性の企業、高度な技術を有する企業、規模の大きい企業、外資系企業においてGVCへの参加の割合が高いこと、また、GVCへの参加は企業の生産性向上に貢献することが認められた。
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自由記述の分野 |
経済学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経済成長・経済発展は多くの国々にとって重要な目標となっている。経済成長の実現にあたっては生産性の向上が重要な役割を果たす。本研究では生産性の向上にあたっては、企業により構築されるグローバルバリューチェーンが大きく貢献することが示された。
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