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2022 年度 研究成果報告書

誘電分光法を用いたパン生地の非破壊品質モニタリングシステムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K02320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関埼玉大学

研究代表者

上野 茂昭  埼玉大学, 教育学部, 准教授 (80410223)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードパン生地 / 誘電特性 / 力学特性
研究成果の概要

パン生地に誘電特性測定および数値解析を適用した.水分子‐デンプン分子および水分子‐タンパク質分子間など分子間相互作用は特定周波数で緩和としてモニタリング可能であり,それは水和構造に起因する水分子の束縛状態を反映したものと推察された.また,誘電特性測定と力学特性測定で得られたパラメーター間において,いくつかの組み合わせにおいて高い相関が認められた.

自由記述の分野

食品工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

誘電特性測定によってパン生地の品質を評価することができると予想され,経験からくる主観的な評価方法に頼ることのない,誰でも扱える簡便なパン生地の品質評価方法の開発に繋がる基礎的な知見が得られた.本研究では高価なネットワークアナライザを用いた.周波数を限定するとともに,同軸ケーブルを含めた測定系を改良することにより,パン生地の製造現場で簡便かつ汎用的に使用可能となることが期待される.

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公開日: 2024-01-30  

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