研究課題/領域番号 |
20K02610
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
チャン ホアン・ナム 徳島大学, 高等教育研究センター, 講師 (30800594)
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研究分担者 |
金 成海 徳島大学, 高等教育研究センター, 教授 (30314834)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 日本留学 / 海外留学 / 日本語教育 / 動機付け / 高等教育 / 留学生 / スピーキングスキル / ベトナム人論 |
研究成果の概要 |
本研究では、「日本への留学意向に影響を与える要因:ベトナムの場合」を探るという当初の目的を超えて研究を進めていた。ベトナムだけでなくブルガリアの学生や在日留学生を対象に、日本語学習の動機、留学(進学)の意向、希望等を調査した。 また、さまざまな対象となる学生グループ(日本語専攻、看護専攻、留学生等)のモチベーションについても調査した。ベトナム、タイ、ブルガリア、バングラデシュ、日本を含むさまざまな拠点の学業生活に対する新型コロナの影響も調査した。 海外7拠点との共同研究、論文14件(うち国際共著11件、査読あり2件、オープンアクセス13件)、学会発表15件(うち国際14件)を実施した。
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自由記述の分野 |
教育社会学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
科学的には、モチベーション理論の実証を通して、学生の日本留学の意向に影響を与える要因を理解した上で貴重な洞察を提供した。対象はベトナムだけでなくブルガリア人や在日留学生等にも調査することで、留学・進学の意思決定を促す多様な動機を包括的に理解できるようになる。複数の国にわたる新型コロナの影響を調査することで、状況に関連性があった。社会的には、本研究は、特にアジアや欧州からの留学生にとって日本の魅力を高めることに貢献した。 学生のニーズを特定し、学生を引き付けるための戦略を強調することにより、日本の教育機関に実用的な推奨事項を提供する。文化交流と学術協力を促進することにより、国際理解を深める。
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