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2022 年度 研究成果報告書

学校を超えて学び合う現職教育の組織化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K02856
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関和歌山大学

研究代表者

宮橋 小百合  和歌山大学, 教育学部, 准教授 (80461375)

研究分担者 豊田 充崇  和歌山大学, 教育学部, 教授 (60346327)
廣瀬 真琴  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (70530913)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードInstructional Rounds / 授業研究 / 現職教育 / 小規模校 / 教職大学院
研究成果の概要

本研究では、第一の目的として、IRの手法を用いて地域内に学校をまたいだメンターシステムの構築であった。本研究では、およそ2回程度は授業者同士で教材研究を実施する機会が作られ、学校をまたいで協働で研究できていた。またIRを用いた授業研究での分析結果をもとに、各校で現職教育が実施され、活用されていることも明らかとなった。
第二の目的は、本研究に関わる大学院の現職院生に実践的な学びを提供することであった。この点について、院生は「学校」という視野をもってIRに参加しており、大学院での理論的な学びと結びつけながら実習としてIRに取り組んでいることが明らかとなった。

自由記述の分野

教育方法学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ひとつの地域で小規模校同士をつないで、協同的に学び合う研修システムとして本研究が機能したことにより、研究協力校の現職教育に寄与し、学校が連携する現職教育を実現することができた。このことは、地方都市で増えている小規模校が、リソースの少なさゆえに研修機会や研修内容が限られるという課題を解決するための示唆を与えたと言える。また、教職大学院の院生が実習として本研究に参加することで、大学院での理論的な学びとIRを用いた授業研究の実践とつなげることができることが明らかとなり、教職大学院の実習指導や今後のカリキュラム開発への可能性を広げることができた。

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公開日: 2024-01-30   更新日: 2025-03-27  

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