本研究では,複合現実(MR)を用いた組込みプログラミング教育支援システムの構築を行った.電子回路演習や組み込みシステムに関する講義や演習のオンライン指導方法について検討を行った. 提案手法の有効性を受講生の学習意欲の測定から行い,授業改善に向けて,LMSの学習記録データとCISのデータを分析することで受講生の学習行動パターンの特定と講義に対する興味度の関連性の検討を行った.実際の電子回路演習では,電子回路のMR技術による可視化による実習支援システムを構築した.これらを統合していくことで学生に応じた個別最適な学びの提供が可能となると思われる.
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