プログラムの開発:MBCTのプログラムを不安症に合わせて修正し、不安対象への曝露のステップとしてVRコンテンツを作成した。単群前後比較試験のPilot studyを通じて、実施可能性を確認した上で、プログラムやVRコンテンツの改良を行った。 探索的RCT:介入群7名、対照群7名に対して全8回のMBCTプログラムを、介入群にのみ全3回のVRコンテンツによる曝露を追加で実施した。実施可能性に問題ないことが示された(組み入れ率100%(14/14名)、脱落率 0%(0/14名)、研究参加率 88.4%(99/112))。一方で不安の尺度を含む、全ての評価尺度で両群間に有意な変化の差は認めなかった。
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