研究成果の概要 |
組合せゲームの局面のK理論を数概念の拡張として考えた場合、これまで数学者が常識として持っていた数概念の大幅な一般化になっていることを(再)発見し、その厳密な記述に取り掛かった。 組合せゲームについて(1)取った石の一部を別の山に戻すことも許すタイプの石とりゲームであるYama Nim, Triangular Nim について深く研究し、特にそのWythoff Variation で興味深い必勝法記述を発見した。(2)Enforce Operator, Carry on Operator についてグランディー数を定義し、あるいは組合わせるとグランディー数が定義できなくなくなる例を発見した。
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