プラズマを記述する3変数常微分方程式であるSugama-Hortonモデルに対して、乱流エネルギーkの式の散逸係数が定数かつ、外力qが定数と仮定した場合を考え、時間大域解の存在、解の正値性を示した。また、qが小さいとき、L-modeの定常解(すなわち帯状流エネルギーf=0)が大域的に漸近安定であることを示した。M.OttavianiやM.Muragliaらによる論文で研究されている簡約化MHD方程式に対して周期境界条件の下で解の存在定理を証明した。外部からシアー流れが加えられたMHD方程式に対して、Shearing-periodic境界条件の下で解の存在定理を証明した。
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