研究課題/領域番号 |
20K04034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分16010:天文学関連
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研究機関 | 福井工業大学 (2022) 国立天文台 (2020-2021) |
研究代表者 |
宮本 祐介 福井工業大学, 工学部, 准教授 (00599384)
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研究分担者 |
石井 峻 国立天文台, アルマプロジェクト, 特任准教授 (70733567)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 電波天文学 / 星間物質 / 分子雲 |
研究成果の概要 |
銀河系の背後にある、明るいクェーサー(QSO)に対して、ALMAを用いたCO、[CI] 高空間分解能観測を行い、QSOの前景にある銀河系内分子雲を吸収線として検出することに成功した。吸収線スペクトルの詳細な解析から分子雲内部でCO、[CI]の分布が異なることが分かった。また、近傍渦巻銀河M83の[CI]観測から、[CI]の分子ガストレーサーとしての有用性を検証し、銀河円盤領域では他のトレーサーに比べ、[CI]で求めた分子ガス質量は過小評価される傾向にあることを示した。
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自由記述の分野 |
天文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
星形成の母体である分子雲の分布および内部構造を明らかにすることは、星形成および銀河進化を理解する上で本質的に重要である。分子雲の主成分は水素分子であるが、直接観測できない。本研究は、水素分子に変わる分子雲トレーサーとして用いられている一酸化炭素(CO)や炭素原子[CI]について、それらの分子雲内部から銀河円盤に渡る分布を、吸収線および輝線観測から明らかにした。
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