研究課題
基盤研究(C)
本研究はサーバーや電気自動車システム向けに12Vから48Vといった高いバス電圧から一気に1Vまで降圧を行う高電力密度電源として、容量スイッチトキャパシタ電源とインダクタスイッチング電源を掛け合わせたハイブリッドコンバータの集積回路設計を行い、さらに既存ハイブリッドコンバータに対して負荷変動や入力電圧変動の応答速度を改善する制御手法を確立した。
集積電源回路設計
本研究はたくさんの降圧電源を使うことなく1段で12Vから48Vの高いバス電圧から1Vまで高効率に変換可能な高降圧電源を実現し、サーバーや電気自動車内電源など様々なアプリケーションにおいて電源の小型化、高密度化を推進することが可能である。また、効率だけでなく、負荷に接続される電源として重要な負荷変動や入力電圧変動に対しても高い応答性能を示す制御手法まで確立した点で、より高降圧電源の実用化に向けて貢献した。