研究課題
基盤研究(C)
廃棄物最終処分場内部の複雑な現象を解明するため、本研究では、内部で起こるいくつかの連成現象に着目し、それらの解析に適切な数値シミュレーション手法を構築した。さらに、これら開発したプログラムをベースに、模擬処分場(テストセル)内部現象の数値シミュレーションへと展開した。このアプローチにより、パイロットスケールレベルの長期埋立現象を再現することができたことが本研究の成果である。
廃棄物工学
本研究の連成シミュレーション手法により、長期汚染物質動態シミュレーションの予測が可能となり、今後の廃棄物最終処分場の設計や維持管理に活用できることが期待される。