焦点決定理論に基づいた焦点計画法を提案した。焦点計画法は、期待効用理論に基づく2段階確率計画法や確率制約条件計画法などの既存のアプローチとは異なり、どの解の焦点が最も好ましいかによって最適解が決定される。不確実性下のマルチステージ意思決定問題に対して、焦点意思決定理論に基づき、動的焦点計画法を提案した。すべての選択肢(パス)は初期段階から最終段階までの決定シーケンスとその関連する状態で構成される。どの初期決定の焦点パスが最も好ましいかによって最適解初期決定と関連パスが決定される。提案したアプローチを用いて、革新的な製品に関する生産計画問題、入札意思決定問題、新聞売れ子問題などへ適用した。
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