• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

新規な反応性環動高分子を用いた強さと伸びを併せもつ革新的な炭素材料界面の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K05111
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分26030:複合材料および界面関連
研究機関山形大学

研究代表者

高橋 辰宏  山形大学, 大学院有機材料システム研究科, 教授 (60344818)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード炭素繊維 / 界面 / 環動高分子 / 反応性 / 水素結合
研究成果の概要

軽量な炭素繊維/樹脂複合体は、界面設計から高い強度を実現できるが伸びは小さくなる。その為に強度と伸びの両立をさせる界面設計が課題であった。本研究では、独自に変性した環動高分子を炭素繊維/樹脂界面に微量用いることで、独自に変性した環動高分子強度と、炭素繊維との間での結合、また、樹脂との間での結合の両方を効果的に達成できたことで、伸びを併せ持つ革新的な界面設計を実現できることを明らかにした。

自由記述の分野

炭素繊維複合材料

研究成果の学術的意義や社会的意義

軽量な炭素繊維/樹脂複合体は、界面設計から高い強度を実現できるが伸びは小さくなる。その為に強度と伸びの両立をさせる界面設計が課題であった。本研究では、独自に変性した環動高分子を炭素繊維/樹脂界面に微量用いることで、強度と伸びを併せ持つ革新的な界面設計を実現できることを明らかにした。強度と伸びを併せ持つことで破壊時の衝撃吸収も効果的にでき、軽量化が必要な電気自動車等への社会実装が期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi