• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

PPARγリガンドの細胞内合成を光で制御するオプトケミカルツールの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K05742
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
研究機関筑波大学

研究代表者

宮前 友策  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30610240)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードPPARγ / 核内受容体 / 生体直交化学 / 光化学
研究成果の概要

ペルオキシソーム増殖因子受容体(PPAR)γは、糖や脂質代謝の主要制御因子である。本研究では、研究代表者が以前確立したPPARγリガンド生成法の利便性の向上を目的として、生体直交化学と光化学の手法を取り入れ、PPARγリガンドの細胞内合成とその光制御技術の構築を目指した。その結果、当初計画した官能基を付加した化合物の合成に成功したが、連結反応や細胞内合成反応の進行を確認することができなかった。一方、光により配座が変化する光反応性リガンドの合成には成功し、アゴニスト活性の光制御技術構築の今後の足がかりとなる結果が得られた。

自由記述の分野

ケミカルバイオロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、薬候補化合物の化学構造を細胞内で合成すること、また薬効の発現の有無を光照射により制御するための技術を開発することを目的とした。前者の目的については達成することが出来なかったが、後者については光反応性官能基を導入した化合物の合成に成功した。今後、光照射実験により得られた化合物の配座変化や薬効発現の制御を実証することで、新たな創薬技術の一つとなることが期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi