ラッカセイ矮化ウイルス(PSV)側の因子が外被タンパク質(CP)であることを明らかにし、CPを酵母ツーハイブリッド法に用いるプラスミドへのクローニングを行った。 矮化症状が最も激しいラッカセイ品種StarrからcDNAライブラリーを作成し、矮化を誘導するPSV-P1系統のCPと相互作用する因子を探索するため、酵母ツーハイブリッド法によって栄養要求性培地でのスクリーニングをした。 その結果、陽性クローンが70個ほど得られた。現在、その塩基配列を解析中である。新型コロナウイルスによる担当学生の体調不良や研究制限等の影響が排除できず、残念ながら因子を特定までは至らなかったが、さらなる成果が期待される。
|