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2022 年度 研究成果報告書

嫌悪反応における能動性/受動性を調節する島皮質並列神経回路の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K06928
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46030:神経機能学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

竹本 誠  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 講師 (20543408)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード島皮質
研究成果の概要

島皮質は味覚や摂食行動に関わることが知られているが、島皮質ニューロン群がどのようにその機能を果たしているかについては十分に解明されていない。我々は、マウスの島皮質第5層から皮質下領域への神経回路を詳細に解析し、第5層が異なる投射経路をもつ2つのサブレイヤー(L5aおよびL5b)からなることを発見した。さらに光遺伝学的手法を用いることによって、L5aおよびL5bのニューロン群がそれぞれ渇水時の飲水行動を抑制および促進することを明らかにした。この発見は、動機付け行動のトップダウン調節機構の一端を明らかにしたものであり、摂食障害(過食症・拒食症)や依存症等の治療法開発に重要な示唆を与える。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、動機付け行動のトップダウン調節機構の一端を明らかにしたものであり、摂食障害(過食症・拒食症)や依存症等の治療法開発に重要な示唆を与える。

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公開日: 2024-01-30  

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