研究課題/領域番号 |
20K07112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
安藤 広和 金沢大学, 薬学系, 助教 (00768731)
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研究分担者 |
北村 雅史 城西大学, 薬学部, 准教授 (10825392)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 黄連 / 育種 / アルカロイド |
研究成果の概要 |
本研究課題は漢方生薬『黄連』について,自然界で発生した雑種を見出し,キクバオウレンやセリバオウレンのような純系統と比較することにより,交配による影響を明らかにし生薬の国内自給率の向上に向けたオウレンの新品種開発を目的とする。本研究の成果として,キクバオウレン及びセリバオウレンにおける含有成分や色彩などの種に依存的な特徴を明らかにし,交配による影響として,両者の特徴を受け継ぐことを明らかにした。また,栽培において雑種は生育が旺盛であり,収穫重量やひげ根重量が純系統に比べ大きいことを明らかにした。
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自由記述の分野 |
生薬学,薬用植物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
漢方薬の原料となる生薬のほとんどは中国からの輸入によって供給されている。安定的な漢方医療の持続には輸入に依存した体制から脱却しなければならないが,優良種苗の確保など多くの課題を抱えている。本研究で開発したオウレンの新品種は生産性が高く,医薬品としての品質も確保されたものであり,生薬の国内自給率の向上に寄与するものであると考えられる。
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