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2022 年度 研究成果報告書

ストレス抑制物質が脳心腎連関に及ぼす機序の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 20K07300
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48030:薬理学関連
研究機関京都薬科大学

研究代表者

中田 徹男  京都薬科大学, 薬学部, 教授 (30237292)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードストレス / 高血圧 / 交感神経 / レニンアンギオテンシン系 / 脳心腎連関 / 脳微小灌流法
研究成果の概要

αリノレン酸や当帰エキスには、高血圧進展抑制効果やストレス負荷時の昇圧反応の抑制効果があることを報告してきた。その機序として交感神経活動の抑制や、レニンアンギオテンシン系の抑制効果が示されてきたが、覚醒下の脳内神経伝達物質の関与の詳細については不明である。そこで今回、脳微小灌流法を用い、ストレス負荷時の心血管反応と脳内神経伝達物質の関連について検討した。私たちはこれまでに視床下部室傍核(PVN)におけるノルアドレナリンや一酸化窒素(NO)がストレス反応に関連することを報告している。ここではAir Jet stress負荷時の心血管反応とPVNのNOの動態を中心に検討した。

自由記述の分野

循環薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高血圧をはじめとする循環器疾患のリスクの1つに「ストレス」があることが知られている。最近ではスマートフォンやapple watchを用いて簡便に心拍間隔の変動から副交感神経の活動度を表示し、リラックス度として利用するソフトも散見される。ストレス社会において、よりストレス反応を抑制(ストレスによる脳心血管イベントを抑制する)物質が望まれる。更に、現代の健康志向社会から、自然食品の中からそのような効果を示すものを見出し、その機序を科学的に諸王明することが必要と考えられる。我々は既に、降圧、ストレス耐性を示す天然由来・食品成分の候補を探索してきた。今回その機序について検討した。

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公開日: 2024-01-30  

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