研究成果の概要 |
かゆみの機序の解明のため、AMPA受容体拮抗作用薬ペランパネルが急性・慢性のかゆみ行動を減弱させること(Haruta-Tsukamoto, Funahashi et.al. 2020)、セロトニン受容体のうち5-HT3受容体と5-HT7受容体がマウスにおいてクロロキンやヒスタミンの急性のかゆみ行動に関連していること(Miyahara, Funahashi et.al. 2021)を発表した。これらを基に、プレダイノルフィンの働きを光遺伝学的に操作し扁桃体と腕傍核がかゆみの制御機構に関与していることを報告した(Funahashi, Pavlenko, Akiyama. 2023)。
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