抗菌薬耐性(AMR)対策2016-2020の効果判定を行い、次の目標指標に向けて取り組むにあたって基礎データとなりえる。歯科領域のデータは限られていたが、データギャップの補完を可能とした。新型コロナウイルス感染症に対する感染対策や行動制限は、様々な医療に一定の(気道感染症に対しては強い)インパクトを与えており、ポストコロナ時代の医療に向けた指標として利用可能である。インフルエンザ、HIV感染症(肝炎等を含む) 、糖尿病関連感染症の大規模疫学の中間解析からは、新規の知見が得られており、発展研究が期待できる。
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