研究課題/領域番号 |
20K08302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
佐藤 賢 群馬大学, 医学部, 非常勤講師 (40396619)
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研究分担者 |
山崎 勇一 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (00582404)
堀口 昇男 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (10550022)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | PDIP1 / 転写共役活性化因子 / アルコール性肝炎 / ノックアウトマウス / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
アルコール性肝炎モデルで、PDIP1ノックアウト(KO)マウスと野生型(WT)マウスとの比較実験を行った。血液生化学検査では、KOマウスはWTマウスと比べて、ALPとTGが有意に低下していたが、ALTやAST及び総ビリルビンなどで差が見られなかった。そのため、アルコール負荷及び非アルコール負荷のWTマウスでの影響の比較を検討したところ、ALPとコレステロールはアルコール負荷マウスの方が有意に低値であった一方、AST、ALT、ビリルビン、TGなどは有意な差を認めず、実験系の確立不十分の可能性が考えられた。病理組織学的検討では、アルコール性肝炎モデルでWTとKOマウスで明らかな差を認めなかった。
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自由記述の分野 |
消化器内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果に関しては、残念ながらpreliminaryな結果となっており、今回の結果は、実験系の確立には至っていない可能性を示唆しています。研究テーマの真の結果を求めるには、再実験で、実験の条件などの変更等を行っていく必要があり、実験の難しさを痛感しました。学術的意義や社会的意義に関しては再実験の結果論文化等で今後明らかにできれば幸いと思っております。
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