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2023 年度 研究成果報告書

治療抵抗性の冠動脈粥腫内石灰化形成におけるプロテアーゼ PCSK7の意義解明研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08415
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

片岡 有  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (70463271)

研究分担者 古橋 眞人  札幌医科大学, 医学部, 教授 (20563852)
小倉 正恒  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (30532486)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードPCSK7 / 石灰化 / 冠動脈
研究成果の概要

PCSK7の変化と石灰化指標の相関を解析した。58例を登録しOCTにより評価される石灰化角度を解析した。1年間の観察期間におけるPCSK7値の上昇は、石灰化角度の変化と正の相関を認めた(r=0.56, p=0.04)。 PCSK7値と冠動脈イベントの関係についても検証した。280例におけるPCSK7値を測定し、心血管イベントの発生率との関係を解析した。PCSK7値高値群はイベントの発生率が高い傾向を認めた(8.5% vs. 4.9%, p=0.12)。 282例の健常人において、PCSK7を測定しその規定因子を解析した。肝機能障害、肥満、中性脂肪値がPCSK7に寄与する因子であった。

自由記述の分野

動脈硬化症

研究成果の学術的意義や社会的意義

PCSK7は石灰化形成や将来の心血管イベント発生に関与する可能性が示唆された。さらなる大多数の症例で検証を要する。

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公開日: 2025-01-30  

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