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2022 年度 研究成果報告書

喘息の気道上皮細胞における“炎症記憶”に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K08562
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

横田 雅也  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (70721950)

研究分担者 田中 繁  千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (30822051)
岩田 有史  千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (90436353)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード気管支喘息 / 気道上皮細胞 / STAT3 / SCD1
研究成果の概要

気道上皮は2型ヘルパーT細胞や2型自然リンパ球の活性化を介してアレルギー性炎症の発症や進展に重要な役割を果たしているが、気道上皮に発現する転写因子STAT3の役割はいまだ不明な点が多い。本研究者は、チリダニ抗原誘導性気道炎症モデルと次世代シークエンサーを用いて、気道上皮細胞に発現するSTAT3とその下流の脂質代謝酵素であるSCD1(stearoyl-CoA desaturase 1)の軸が、アレルギー性気道炎症の抑制に重要な働きをしていることを示した。

自由記述の分野

リウマチ、アレルギー、膠原病

研究成果の学術的意義や社会的意義

アレルギー性気道炎症における上皮細胞STAT3の役割として、SCD1を介した炎症抑制という新たな知見を示し、喘息の新規治療標的を見出した点で大きな意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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