研究課題/領域番号 |
20K08777
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
右田 清志 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60264214)
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研究分担者 |
浦野 健 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (70293701)
古賀 智裕 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (90537284)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | インフラマソーム / Caspase-1 / IL-18 / 成人発症スチル病 |
研究実績の概要 |
インフラマソーム活性化が病態の中心である成人発症スチル病においてインフラマソーム活性化で誘導されるCaspase-1とIL-18の産生に関して解析した。AOSDにおいて疾患活動性指標、血清 フェリチン値と血清Caspase-1は強い相関を認めた。さらにAOSD活動期のみ血清中に活性型のCaspase-1(cleaved Caspase-1)が検出された。以上の結果より自己炎症性疾患においてインフラマソーム活性化が実際の疾患の活動期に生じていることを明らかにした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
インフラマソームの活性化が自己炎症疾患の炎症病態と密接に関連していることを証明した。
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今後の研究の推進方策 |
現在、論文投稿中
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19診療応援のため臨床業務に時間を取られ、研究時間を十分に確保できずに残余が生じた。残余は次年度に繰り越し、物品購入等に充てる予定である。
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