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2022 年度 研究成果報告書

バイオミメティック Veing Wrapping による末梢神経障害治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09415
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関北里大学

研究代表者

井上 玄  北里大学, 医学部, 准教授 (80594209)

研究分担者 内田 健太郎  北里大学, 医学部, 講師 (50547578)
松下 治  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00209537)
大鳥 精司  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (40361430)
馬渕 洋  順天堂大学, 大学院医学研究科, 特任准教授 (50424172)
宮城 正行  北里大学, 医学部, 講師 (90627556)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードVein Wrapping / バイオミメティクス / 絞扼性末梢神経傷害
研究成果の概要

外傷性末梢神経損傷, 絞扼性神経障害, CRPS(複合性局所疼痛症候群)などの末梢性神経障害は神経障害性疼痛や麻痺を呈し治療に難渋する。重度絞扼性神経障害患者に対する治療法の一つとしてvein wrappingがあるが、自家静脈を巻き付けるvein wrappingでは自家組織の損傷を伴うため、広範囲な傷害には対応できないという欠点があった。高密度コラーゲンシートに塩基性線維芽細胞増殖因子を吸着させた材料を末梢神経障害モデルに移植した結果、vein wrapping と同等の効果が認められた。本複合材料は広範囲な末梢神経損傷に対応し得る新たな治療材料になる可能性が示唆された。

自由記述の分野

整形外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

重度末梢神経障害は、患者の肉体的精神的苦痛に加える。加えて、入院および通院治療の増加による医療費増加、社会復帰遅延による多大な経済損失に直結する。従って、重度末梢神経障害治療法の開発は急務である。本研究結果は新たな重度末梢神経障害治療法に繋がる社会的意義の大きい研究である。

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公開日: 2024-01-30  

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