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2023 年度 研究成果報告書

転写因子を標的としたグリオスタチン制御により新規関節リウマチ治療を開発する

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09465
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

永谷 祐子  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (90291583)

研究分担者 浅井 清文  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (70212462)
川口 洋平  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90766734)
野崎 正浩  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (00509309)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード関節リウマチ / グリオスタチン / 滑膜 / 滑膜細胞 / STAT / インターフェロン ガンマ
研究成果の概要

本研究の目的は、既存の治療薬に対して不応性の関節リウマチ(RA)患者へグリオスタチン(GLS)を標的とした新たな治療薬を開発することである。RAにおいてGLSは滑膜にて産生される。このGLSを制御するには抗体療法ではなくシグナル伝達阻害が効率的であると考えた。GLSプロモーターにはSTAT1の結合部位であるISRE、GASがあり、同部位を標的にした活性抑制可能な因子の探索を試みた。GLSはinterferon gamma刺激にても誘導されたことからISRE、 GASは治療標的となりうることが示唆された。 さらにGLSの発現がSTATのリン酸化がどのように関連しているのかを明らかにした。

自由記述の分野

整形外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

“関節リウマチの病態形成、関節破壊機序にグリオスタチンの過剰産生が関与する”という考え方は、申請者らの独創的な研究成果に基づくものである。また従来の薬物治療により臨床的寛解を得ている患者でも、少数の関節腫脹が残存し、構造的寛解に至らない症例に対し、完全寛解を目標にすることには社会的意義がある。新規治療ターゲットであるグリオスタチンを抑制する因子を探索し制御することにより、関節リウマチ完全制圧を目指している。

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公開日: 2025-01-30  

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