研究課題/領域番号 |
20K09933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
根本 英二 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (40292221)
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研究分担者 |
鈴木 茂樹 東北大学, 大学病院, 講師 (30549762)
山田 聡 東北大学, 歯学研究科, 教授 (40359849)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | エクソソーム / セメント芽細胞 / 歯根膜細胞 / 破骨細胞 |
研究成果の概要 |
歯周病で破壊された歯周組織を健康な状態に戻すには、歯根と歯ぐきの間にできた深い溝(歯周ポケット)をなくし、両者を強固に結合させることが必要である。その重要な役割をもつセメント質の形成に有効に作用する物質を見出すことを目的としている。本研究では、エクソソームという生体由来の因子にセメント質の形成を誘導する作用があることを検証したところ、このエクソソームには歯周組織を一定の状態に維持しようとする活性があることが確認された。これらの成果は歯周組織再生理論の進展につながるものである。
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自由記述の分野 |
歯周病学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯ぐきの内側にある歯根膜という組織には幹細胞が存在することが明らかとされている。これまでこの細胞の増殖と分化の制御に基づいた歯周組織再生療法が開発され、現在すでに臨床に広く用いられている。しかしながら、未だ制限された適応症例や十分とはいえない予知性などの多くの問題点が残されている。本研究は、ヒトの生体由来の因子であるエクソソームという物質に焦点を当てて解析を行ったところ、歯周組織の恒常性の維持、すなわち歯ぐきの健康を常に維持しようとする活性を同エクソソームに見出したものであり、今後の歯周組織再生理論の進展につながるものである。
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