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2022 年度 研究成果報告書

Bioactive Glass配合覆髄材および局所的歯髄再生医用材料の同時開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09961
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関九州歯科大学

研究代表者

鷲尾 絢子  九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (10582786)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードBioactive glass / FGF-2 / Gelatin / 象牙質・歯髄複合体 / 覆髄材 / 逆根管充填材 / バイオマテリアル / スキャフォールド
研究成果の概要

象牙質・歯髄複合体の創傷治癒を誘導するBioactive glass(BG)配合覆髄材の開発を目標として,良好な物理化学的特性であること,および細胞適合性と生体親和性を有することを明らかとし,BG配合覆髄材の商品化に至り,さらに逆根管充填材としても応用可能であることがわかった.
また,覆髄による歯髄創傷治癒の誘導が困難な露髄に対して局所的な象牙質・歯髄複合体の再生を促すBG/FGF2-Gel複合スポンジを用いた統合的開発を目標として, 本スポンジは,生体親和性が高い材料であること,および象牙質・歯髄複合体の創傷治癒と組織再生の点から炎症反応は軽度であることがわかった.

自由記述の分野

バイオマテリアル

研究成果の学術的意義や社会的意義

象牙質・歯髄複合体の創傷治癒の創傷治癒と再生を誘導する生体親和性・生体活性のコンセプトを取り入れたバイオマテリアルとして新たな覆髄材,およびスキャフォールドの設計・開発を進めた.それにより,象牙質・歯髄の保存と歯髄の喪失による歯の機能低下の阻止を行うために確実な歯内治療・再生誘導治療を行うことが可能になり,これまで以上に歯の保存・維持,および健全な口腔環境の維持が実現となる.

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公開日: 2024-01-30  

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