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2022 年度 研究成果報告書

Shh-Gli1応答性歯根膜幹細胞分化機構の解明と歯槽骨再生への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09995
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関北海道医療大学

研究代表者

建部 廣明  北海道医療大学, 歯学部, 講師 (40638293)

研究分担者 建部 二三  北海道医療大学, 歯学部, 助教 (10534448)
志茂 剛  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (40362991)
入江 一元  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (70223352)
細矢 明宏  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (70350824)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード歯槽骨 / 歯根膜 / 遺伝子改変動物 / Gli1 / Sonic hedgehog
研究成果の概要

歯根膜に存在する組織幹細胞における維持調節機構は不明な点が多い。本研究では歯根膜幹細胞のGli1陽性細胞とGli1の上流因子であるShhによる維持調節機構を明らかにすることを目的として研究を行なった。歯根膜に存在するGli1陽性細胞の幹細胞性を持つことを初年度に見出した(J Oral Sci,2020)。次にBmi1が骨芽細胞分化因子である可能性を示した(ANAT REC,2021)。最終年度に骨芽細胞分化においてGli1とShhの関連についての考察を報告した(Bone,2022)。各研究成果は第63回歯科基礎医学会学術大会、第127回日本解剖学会総会・全国学術集会において発表を行なった。

自由記述の分野

骨再生領域

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯根膜に存在する幹細胞は骨芽細胞への分化に関係していると考えられているが、詳細は明らかにされていない。また、幹細胞が骨芽細胞へと分化するメカニズムや分化を制御する因子についても明らかにされていない。本研究では歯根膜幹細胞動態の詳細と骨芽細胞分化制御因子の一部が明らかとなった。歯根膜幹細胞の骨芽細胞への分化調節機構を明らかにすることは、幹細胞を用いた歯周組織再生療法の開発につながると考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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