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2022 年度 実績報告書

ステロイド軟膏による放射線性口腔粘膜炎予防と口腔内細菌叢変化に関する第Ⅲ相試験

研究課題

研究課題/領域番号 20K10097
研究機関長崎大学

研究代表者

村田 真穂  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (00444604)

研究分担者 梅田 正博  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (60301280)
五月女 さき子  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (20325799)
柳本 惣市  広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (10315260)
兒島 由佳  関西医科大学, 医学部, 教授 (70720655)
山田 慎一  富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (50380853)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード頭頸部癌 / 放射線治療 / 口腔粘膜炎 / ステロイド軟膏 / 口腔カンジダ症
研究実績の概要

頭頸部がんに対して口腔が照射野に入る放射線治療を行うと口腔粘膜炎はほぼ必発するが、その予防や治療法については有効な方法が少ない。Medium classのステロイド軟膏による予防効果についていくつかの報告があるが、抗がん剤や分子標的薬併用放射線治療時の口腔粘膜炎に対して有効性は高くない。そのためstrong classのステロイド軟膏の有効性について検討することとした。
長崎大学臨床研究審査委員会の承認を得て(CRB7180001)、jRCT(臨床研究等提出・公開システムへ)の登録を行った(jRCTs071200013、初回登録2020年5月11日)。
研究は多施設共同の特定臨床研究としてデザインされた。7施設(長崎大学病院口腔管理センター、大阪公立大学病院歯科口腔外科、関西医科大学病院歯科口腔外科、信州大学病院歯科口腔外科、徳島大学病院歯科口腔外科、名古屋市立大学病院歯科口腔外科、神戸大学病院歯科口腔外科)の協力を得て行うこととした。
当初は3年間ですべての解析を終了する予定であったが、COVID-19の影響のため各参加施設との研究打ち合わせが当初できず、研究開始まで1年以上を費やすこととなった。途中よりオンラインを用いた打ち合わせに切り替え、随時症例登録を開始したが、現時点で症例登録数は56例であり、目標症例数の6割程度しか登録が進んでいないため、当該研究課題は令和4年度で終了したが、目標症例数の102例に達するまで今後も登録を続ける予定である。

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公開日: 2023-12-25  

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