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2020 年度 実施状況報告書

早期関節リウマチ患者の主観的幸福度の推移 -幸福度を臨床で活用する-

研究課題

研究課題/領域番号 20K10395
研究機関兵庫県立尼崎総合医療センター(研究部)

研究代表者

蔭山 豪一  兵庫県立尼崎総合医療センター(研究部), その他, 医師 (80631621)

研究分担者 森信 暁雄  神戸大学, 医学研究科, 准教授 (10294216) [辞退]
三枝 淳  神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (20514970)
籏智 さおり  社会医療法人神鋼記念会(総合医学研究センター), 総合医学研究センター, 医長 (70414117)
西村 啓佑  公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構(臨床医学研究所 臨床医学研究開発部), クリニカルサイエンスリサーチグループ, 研究員 (20771497)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード関節リウマチ / 主観的幸福度 / QOL
研究実績の概要

主観的幸福度とはどのくらい幸せかを本人の主観を元に測るものであり、自身への認知的評価と感情的喜びを表すとされている。主観的幸福度に健康状態が深く関連することは知られている。
今回、主観的幸福度が大きく変動すると考えられる早期関節リウマチ(RA)患者を対象として、健康状態と主観的幸福度の変動の研究を、多施設前向き研究で行う。
本研究により、疾患を治療することが患者の幸福にどこまで反映されるのか?医療において患者の幸福に最も重要な因子は何か?患者負担のもとで、難治性疾患の患者に高額な薬剤を使用することは、本当に患者の幸福になるのか?などを解析する。
さらに、診療の質の評価として、患者の主観的幸福度を使用することの妥当性を検討し、主観的幸福度を実臨床でのアウトカム指標として使用する基盤となる研究を目指す。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

主観的幸福度は健康状態のみならず、経済状態や人間関係など様々な要素に影響される。そのため現在のようなCOVID19流行下においては、主観的幸福度への様々な因子の影響がさけられない。
加えて、コロナ禍による実臨床の負担が増大しており、コロナ沈静化までは研究の継続が困難になっている。

今後の研究の推進方策

今後、ワクチンが普及し、COVID19の流行が沈静化が確認された後に研究を再開する。

次年度使用額が生じた理由

前述のとおり、COVID19流行により研究計画の大幅な延期を余儀なくされ、経費が必要でなかったため。

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公開日: 2021-12-27  

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