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2022 年度 研究成果報告書

ニーズアセスメントにより国際格差を是正する小児内視鏡外科プログラム開発と世界展開

研究課題

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研究課題/領域番号 20K10403
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

川野 孝文  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (40457651)

研究分担者 家入 里志  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (00363359)
大西 峻  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (10614638)
矢野 圭輔  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (30757919)
倉島 庸  北海道大学, 医学研究院, 准教授 (40374350)
春松 敏夫  鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (70614642)
山田 耕嗣  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80528042)
パウデル サシーム  北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (80811489)
武藤 充  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (70404522)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードGlobal Surgery / ニーズアセスメント / 小児内視鏡外科 / 外科医の育成 / ネパール / 内視鏡外科手術トレーニング / シミュレータ
研究成果の概要

ネパールでの小児内視鏡外科手術のニーズアセスメント調査の結果、現状では小児内視鏡外科手術の経験はほぼないがニーズは高く、導入の主な障害はトレーニングの欠如であることが判明した。この調査結果に関する報告は、Journal of Laparoendoscopic & Advanced Surgical Techniques誌に掲載され、Global Surgery領域における日本発による初の論文となった。
この調査結果に基づき、現地で小児内視鏡外科手術の疾患特異的シミュレータを用いた手術指導を行い、本邦で開発された小児鼠径ヘルニアの腹腔鏡下根治術であるLPEC手術の実臨床での手術指導まで行った

自由記述の分野

小児外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

Lancet Commissionが2015年に発表した報告では2010年には世界で1690万人が外科的医療を必要とする状況から命を落としている。世界では現在、50億人が必要な時に外科医療にアクセスできない状況であり、外科医療を提供できる環境では治療可能な疾患で命を落としている。外科医療の世界的な不均衡の是正は21世紀における公衆衛生の重要な目標の一つであり、Global Surgeryは世界各国で盛んに研究が行われている分野に発展しているが、日本からの報告はほとんどない。本研究では国際的な小児医療の地域間格差を是正するべく、外科医育成プログラムの開発を行った。

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公開日: 2024-01-30  

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