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2023 年度 実施状況報告書

母子手帳記録からみる適切な時期の予防接種に関連したアリゴリズムの作成について

研究課題

研究課題/領域番号 20K10501
研究機関高知大学

研究代表者

南 まりな  高知大学, 医学部, 特任助教 (90625013)

研究分担者 下嶽 ユキ  高知大学, 医学部, 客員准教授 (40746880)
栄徳 勝光  高知大学, 教育研究部医療学系連携医学部門, 講師 (50552733)
寺内 芳彦  高知大学, 医学部, 客員助教 (80821024)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード予防接種 / 母子手帳 / JECS
研究実績の概要

当該年度では、データ収集を終了し2100名ほどのデータを取得した。小児科医によるデータの確認作業と、データクリーニングを開始した。データ補完については、現在議論を重ねているが、具体的な結論には達していなために、さらに情報収集を行う必要がある。次年度位についてはデータクリーニングが終了後、すぐにデータ解析をスタートし論文作成を目指す。画像データ処理については、学内の他学部の画像データを用いた機械学習を行っている研究者と複数回打ち合わせを行うことができた。複数枚の画像データを用いた、アノテーション作業も順次行っていく予定であるが、画像データを用いた研究の発展については、限界を感じており、今後の検討課題である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

データ収集の実施場所である、8歳エコチル調査学童期検査が終了し、解析に耐えうる対象者数を確保できたために、現在データクリニーング作業、引き続き解析作業を行っていく予定である。画像データについては、学内の別の研究者と打ち合わせを実施することができ、専門的助言、サポートをいただける関係は構築できつつある。しかしながら、当該研究機関での発展には時間的な限界を迎えていることを考慮し、課題の抽出と対応策について、今後さらに情報収集、及び検討を行う必要がある。

今後の研究の推進方策

データクリーニング作業、統計解析、論文執筆を順次行っていく。並行して学会発表についても、検討を行う。また、画像処理については、学内の協力者と連携を行いながら、当初計画になかった点も検討し、研究期間内には、何らかの方向性は見出したいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

データクリニング、統計解析、エコチル調査の全国データとの結合作業に時間を要したために、当初予定していた、学会等の参加による成果発表が行えなかった。今後、論文執筆を進め論文投稿料に充てることと、学会参加を使用計画としている。

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公開日: 2024-12-25  

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