研究課題/領域番号 |
20K10539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
横川 博英 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00328428)
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研究分担者 |
後藤 あや 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 特任教授 (00347212)
郡山 千早 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30274814)
湯浅 資之 順天堂大学, 国際教養学部, 教授 (30463748)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ヘルスリテラシー / 予防医学 / 糖尿病 / 疫学 / 国際保健 |
研究成果の概要 |
ベトナム・ホーチミン市・人民病院115に糖尿病の診療を目的に通院し適格基準を満たす571名を分析対象者とした。the 14-item Health Literacy Scale (HLS-14)のベトナム語の調査票の開発を行った。 Cronbach’s alpha, composite reliability (CR), average variance extracted (AVE), maximum shared variance (MSV)を用いて再現性・妥当性を検証した。その結果、1項目を除く13項目で再現性・妥当性を検証したところ、当てはまりは良好であった。
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自由記述の分野 |
予防医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者を対象とした今回の研究により、the 14-item Health Literacy Scale (HLS-14)のベトナム語の調査票が開発された。糖尿病患者を対象としたヘルスリテラシーレベルと血糖コントロール状況に関する疫学研究は、海外において徐々に報告が集積しつつあるが、いまだ少数でありエビデンスが蓄積しているとは言い難い。さらに、同じアジア圏の経済発展が目覚ましいベトナムにおいては、関連する報告は全くない。そのため、日本およびベトナムでヘルスリテラシーレベルと血糖コントロール状況に関する疫学研究を発展させることは、その他のアジア諸国への波及効果も期待できるものと考える。
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