不整脈診療・心不全診療はそれぞれに独自の発展を遂げ、近年、それぞれの治療方法の進展には目を見張るものがある。薬物治療やカテーテル治療、デバイス治療は当然のことながら、相互的な治療として「心臓リハビリテーション」について新たに報告できたことが非常に新しく独自性のある視点であった。実際、日本不整脈心電学会や日本心臓リハビリテーション学会でシンポジウムを務めたり、優秀賞を受賞したりすることができた。2023年には日本循環器学会の最も大きい会場で教育講演を務めることもでき、多くの循環器内科医に啓蒙することができた。これらの治療中、稀で臨床応用可能な症例を経験し、計6例の症例報告も書くことができた。
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