研究課題/領域番号 |
20K11401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 東洋大学 (2021-2022) 中京大学 (2020) |
研究代表者 |
今 有礼 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (00455445)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 低酸素 / レジスタンス運動 / レジスタンストレーニング / マイオカイン |
研究成果の概要 |
近年,エネルギー代謝やインスリン感受性の改善に関与している新規マイオカインが,低酸素やレジスタンス運動で分泌が増加することが報告されてきた.本研究では,低酸素やレジスタンス運動で分泌が増加する新規マイオカインに着目し,低酸素レジスタンストレーニングがインスリン感受性に及ぼす効果について検討した.その結果,低酸素レジスタンストレーニングがapelinおよびzinc-α2-glycoproteinの分泌に影響を及ぼさない可能性があること,レジスタンストレーニングによるインスリン感受性増加の程度に影響を及ぼさない可能性があることが示唆された.
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自由記述の分野 |
運動生理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義は,低酸素レジスタンス運動・トレーニングが,エネルギー代謝やインスリン感受性の改善に関わる新規マイオカインの分泌およびインスリン感受性に及ぼす影響を明らかにし,肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防・改善に役立つトレーニング法の開発につなげることであった.しかし,本研究において低酸素レジスタンス運動・トレーニングは,新規マイオカインであるapelinやzinc-α2-glycoproteinの分泌増加やインスリン感受性増加の程度に影響を及ぼさなかった.今後は,肥満者を対象として実験を行うなど,より詳細な検討が必要であると思われる.
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