研究課題
基盤研究(C)
本研究は、アプリケーションドメインを特化することで、高性能・高エネルギー効率・高柔軟性を実現するコンピューティング基盤の実現に資するヘテロジニアスプロセッサの開発を目的としている。オープンソースフレームワークの活用によるヘテロジニアスプロセッサ開発の環境構築に取り組んだ。また、物体検出などの機械学習に基づく画像処理向けアクセラレータの設計や、RISC-VプロセッサのRTL設計など、要素回路の設計も行った。さらに、評価ボードを用いた有効性の実証まで行った。
計算機アーキテクチャ
各要素技術を統合した最適な構成によるコンピューティング基盤の創生こそ学術的かつ社会的に求められるものであると考え、アプリケーションドメインを特化することによって、再構成可能ハードウェア、アクセラレータ、ホストプロセッサの最適な組合せの探求を目指した。本研究成果は、特定のアプリケーション領域において高い優位性を有するヘテロジニアスプロセッサの高効率設計に寄与できると考える。