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2022 年度 研究成果報告書

ロボットを用いた自己再帰性演劇によって批判的思考を涵養するシステムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K12099
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分62030:学習支援システム関連
研究機関立命館大学

研究代表者

松村 耕平  立命館大学, 情報理工学部, 准教授 (80629600)

研究分担者 小川 浩平  名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (10586027)
力石 武信  東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 講師 (90761164)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード批判的思考 / オンライン会議システム / 演劇 / 水平思考 / 自己再帰性演劇 / インタラクション
研究成果の概要

情報システムによって自己省察を通した批判的思考を涵養するための方法論を提案した。具体的にはユーザの思考過程を収録し、それを演劇的手法を用いて再構成することを試みた。ユーザはこれによって内省的に自身の思考過程を捉え、自身の過去の思考に思考を重ねていく批判的思考過程が実現する。本研究は、批判的思考過程をどのように観察し、演劇として再構成していくのかといった技術的課題、および、演劇による自己省察を通した批判的思考の方法論の評価に取り組んだ。我々は、このシステムの開発を通して情報システムはどのように自己省察を通した批判的思考を支援できるか、という問いに一つの観点を提供した。

自由記述の分野

ヒューマンコンピュータインタラクション

研究成果の学術的意義や社会的意義

批判的思考は様々な学問領域のみならず市民生活においても適用できるジェネリックスキルの中核をなす能力として位置づけられ、特に現代社会において求められ、また評価の対象となる能力の一つである。批判的思考能力が社会において重視される一方で、未だ批判的思考能力を身につけるためのトレーニングとしての教育は十分に行き届いていない。我々は自己省察が批判的思考を支える基本的な姿勢であると考え、自己省察を通して批判的思考を支えるための方法論としての情報システムのあり方を示した。

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公開日: 2024-01-30  

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