研究課題/領域番号 |
20K12521
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 神戸芸術工科大学 |
研究代表者 |
安森 弘昌 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 准教授 (20341018)
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研究分担者 |
ばんば まさえ 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 研究員 (00249202)
野口 僚 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 助手 (40829793)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 木材内部の染色 / 吸引染色法 / 減圧加圧注入法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、木材内部の染色法の確立である。研究を通じて明らかになったことは、木材は細胞の配列など組織の構造の違い、また同じ樹種であっても乾燥方法の違いなどにより、染色の可否や程度が異なるということである。全ての樹種や部位に対応できる染色方法を見出すことはできなかった。ただ、樹種や木質を見極め、染色に適した条件の材を選択することで従来の染色法でも実用化に繋がる染色が可能であるということは判明した。その染色に適した条件の一部を実験結果で提示できたことが本研究の成果である。
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自由記述の分野 |
木材によるデザイン
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、木材内部の染色が広範囲な実用化に至っていない理由は、全ての樹種や部位に対応できる染色方法が確立されていないからである。ただ、樹種や木質を見極めて染色に適した材を選択することで、従来の方法でも実用化に繋がる染色が可能であることが、本研究により判明した。その染色に適する材の特徴について、一部ではあるが明らかにした点に研究の意義があると考える。適切に木材を選択することで、木材内部の染色とそれに関する設備の簡易化が可能になり、限りある天然素材である木材の有効かつ幅広い利用を促進する研究として位置づけられる。
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