本研究は、「データ駆動型デザイン」の研究と教育プログラム構築を活かし、学術情報の可視化に取り組んだ。人文知のデータを対象に独自の可視化に取り組み、可視化システムのモデルを提供する。 主要な新書レーベルを対象に、背表紙を並べた「背差し」レイアウトの書棚群をオンラインで再現する「仮想書棚」のWebサービス化に向けた開発を行った。書誌情報から背表紙画像を生成するWeb APIを開発した。また、大学の演習科目でObservableとD3.jsを活用したデータ可視化デザインの教育実践を行った。 研究期間全体を通じて、可視化システムの基盤部分を開発できた。また教育プログラムに関する発表ができた。
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