研究課題/領域番号 |
20K12604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
原田 義規 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10381956)
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研究分担者 |
望月 健太郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50868768)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ラベルフリー / 光イメージング |
研究成果の概要 |
微小腫瘍の発生母地組織において、明らかな組織形態学的特徴が現れる前の状態で病態間の化学環境の変化を鋭敏に検出可能なラベルフリー分子イメージング技術の開発を行った。生体組織からマイクロメーターオーダーの高次元スペクトル画像を取得し、情報科学的手法などを用いて解析を行った。本研究で示されたラベルフリー分子イメージング技術は病態進行に伴う代謝関連分子の違いを画像化している。
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自由記述の分野 |
実験病理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、高次元のスペクトルデータの根底にある構造をより少ない次元で可視化することができる次元削減を用いて、病理組織のスペクトル画像を解析した。本手法を用いると、明らかな組織形態学的特徴が現れる前の状態で病態間のスペクトル変化を鋭敏に検出可能であることを示した。この知見は、ラベルフリーイメージング法が病理組織学者・医学者にとって有用なツールであることを示すもので、ヒトへの応用が期待される。
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