研究課題/領域番号 |
20K12712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
尾藤 祐子 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (60719003)
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研究分担者 |
大片 祐一 神戸大学, 医学研究科, 特命准教授 (40597217)
冨岡 雄一郎 神戸大学, 医学研究科, 助教 (70836428)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 小児気道狭窄性疾患 / 光干渉断層撮影 |
研究成果の概要 |
小児気道狭窄性疾患は病態が未解明であり客観的で正確な診断法の確立が必要である。我々は本症の診断や重症度の評価にOptical Coherence Tomography(光干渉断層撮影:以下OCT)技術が有用と考えたが、気道に臨床適応があるOCTデバイスは本邦に存在しない。研究開始当初は気道用OCTの新規開発を目指し複数の企業に交渉を試みたが共同研究に至らなかったため、既に臨床使用されている冠動脈用OCTデバイスの応用へ方針変更した。このデバイスを用いた小児気道狭窄性病変の検査の有用性と安全性の評価を目的とし、ラビットを用いた非臨床試験を行い、病変部のOCT画像と病理所見が一致する所見を得た。
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自由記述の分野 |
小児気道狭窄性疾患の診断治療
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
こどもの気道狭窄は窒息を来す重症な病気であるが原因や病態を正確に評価する方法が確立していない。この研究では光干渉断層撮影(OCT)技術に着目し、OCTプローベをこどもの気道に挿入して病変部のOCT画像を得ることが有用と考えた。冠動脈用OCTプローベを用いた気道の検査が安全かつ有効かどうか調べるため、ラビットを用いた動物実験を行い、病変部のOCT画像と病理組織所見が合致していることが確認できた。
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