研究課題/領域番号 |
20K12725
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
東 隆一 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 病院 形成外科, 教授 (00531112)
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研究分担者 |
櫛引 俊宏 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 医用工学, 准教授 (30403158)
堀口 明男 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 病院 泌尿器科, 准教授 (20286553)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 創傷治癒 / 局所陰圧閉鎖療法 |
研究成果の概要 |
局所陰圧閉鎖療法(Negative-pressure wound therapy: NPWT)の治療メカニズムについては基礎研究による十分な裏付けに乏しく、臨床での使用には一定の制限が設けられている。そこで本研究では、NPWTの使用方法の最適化と、さらなる技術革新、治療応用につなげるために、治療メカニズム解明のための研究を行った。培養細胞と実験動物を用いた研究結果から、NPWTはTHBS1を介したTGF-β1制御によって上皮細胞の運動性に影響を与える可能性が示唆された。NPWTにおいてTHBS1がメカニカル応答のメディエーター物質の一つであることが示唆された。
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自由記述の分野 |
創傷治癒
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果より、局所陰圧閉鎖療法(Negative-pressure wound therapy: NPWT)においてTHBS1がメカニカル応答のメディエーター物質の一つであることが示唆された。NPWTの治療メカニズムについては基礎研究による十分な裏付けに乏しいため、臨床での使用には一定の制限が設けられているが、本研究成果により、THBS1が関連する治癒過程を経る創傷・手術創や組織移植の際にNPWTを適切に使用できることを明らかにした。
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