研究成果の学術的意義は、リハビリのモチベーションを高めるためにモニタをVRゴーグルに置換え,高価な3次元動作分析装置の機能の代わりに安価なVive Trackerセンサと開発ソフトウエアで機能を代替えし,さらにこの機能を利用することで上肢の各関節運動をトラッキングすることができ,狭小な場所でも人間の運動解析を可能にしリハビリ効果を評価出来るようにしたことである. 社会的意義は、開発したリハビリシステムは病院外の療養施設や自宅の机上で可能なため,急性期以降の長期リハビリに対応し,医療費削減及び理学療法士,作業療法士の負担低減に貢献できる.
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