研究課題/領域番号 |
20K14237
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研究機関 | 大阪商業大学 |
研究代表者 |
木戸 盛年 大阪商業大学, 経済学部, 助教 (30642748)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ギャンブル障害 / 尺度開発 / 地域有病率測定 / 依存症 / 行動嗜癖 |
研究実績の概要 |
2021年度(令和3年度)はギャンブル障害に関するテストバッテリー開発の第2段階として、ギャンブル障害の患者と一般サンプルを対象に試作版テストバッテリーを用いた第1次調査の実施及び改訂版テストバッテリーの作成を行う計画であった。 現在は前年度に開発・作成した試作版テストバッテリーの精査及び項目の吟味、言語的等価性のさらなる検討を研究協力者間で行っている。また、ギャンブル障害の患者のデータを収集するため、関係機関や治療機関への訪問および手続きについての打ち合わせを引き続き行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
第1次調査に使用する試作版テストバッテリーの開発および精査はおおむね順調に進展している。2021年度(令和3年度)は第1次調査を実施するため、関係機関や治療機関への訪問と手続きについての打ち合わせを実施する計画であった。関西圏にある関係機関や治療機関への訪問および、調査協力を依頼している対象地域の研究協力者との打ち合わせは行ったが、関西地域以外の関係機関・治療機関に訪問して行う打ち合わせが延期になっており、第1次調査の実施が少し難航している。
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今後の研究の推進方策 |
調査協力を行ってくれる関西地域以外の関係機関・治療機関との打ち合わせを行い、試作版テストバッテリーを用いた第1次調査を速やかに実施し分析結果をまとめ、地域追跡調査の実施に繋げる。
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次年度使用額が生じた理由 |
(理由) 新型コロナウィルス感染症の感染状況悪化のため、関西地域以外の関係機関・治療機関への訪問と打ち合わせが困難となり、調査実施が次年度へと繰り越しになった。 (使用計画) 調査の実施費用及び、延期となっていた関係機関・治療機関への訪問と打ち合わせの旅費などが想定される。
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