フェムト秒レーザーパルス(fsパルス)を活用した流体界面を非熱的に制御する手法(MCM)、および界面分子濃度を推定する光ファイバープローブ法(LMDP)の原理を開発した。 MCM開発においては、fsパルスを任意パターンに空間変調・集光して界面活性剤を失活させ、局所的な濃度勾配を形成、濃度差マランゴニ対流を起こす技術を構築し、その再現性を高めるfsパルスの照射面積や強度の指標を得た。 LMDP開発においては、界面活性剤の局所濃度に応じて変化する光強度を光ファイバーにて計測する技術を構築した。界面の分子濃度や微小距離、速度情報を取得する新しい測定技術の原理を開発した。
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