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2022 年度 研究成果報告書

電荷を有するトランジスタ分子の分子間相互作用の実験的評価と分子軌道計算への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K15356
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分35030:有機機能材料関連
研究機関甲南大学 (2022)
兵庫県立大学 (2020-2021)

研究代表者

角屋 智史  甲南大学, 理工学部, 助教 (70759018)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード有機トランジスタ / 分子性導体 / 電子相関
研究成果の概要

低分子有機トランジスタ材料の分子間相互作用の評価について、任意の電子相関の寄与を考慮するために、トランジスタ分子から構成される分子性導体を開発し、実験的にトランスファー積分を評価することを目指した。目的とするパラメータに関しては、不充分な成果であったが、新規分子性導体の開発に関しては成果があった。今後の研究のすすめ方で、分子軌道計算への応用も可能であるという見通しを持てる段階まですすんだ。

自由記述の分野

有機機能材料

研究成果の学術的意義や社会的意義

分子性導体の新規開発において一定の成果があった。従来の強相関電子系はBEDT-TTFを主要ドナーとするラジカルカチオン塩であったが、本研究課題では分子性導体の分野では、新しいドナー分子を用いて二次元電子構造をもつ強相関電子系を開発できた。これは学術的に意義があると考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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