研究成果の概要 |
本研究では、アルツハイマー病の原因分子であるtauが神経細胞の樹状突起に蓄積・凝集していく過程を阻害する核酸医薬を発見することを目標に解析をおこなった。tau mRNAと相補的なKANSL1 mRNAの新奇スプライスバリアントが相互作用することによって、tau mRNAの翻訳活性化が引き起こされることが明らかとなり、さらにその相互作用を阻害する核酸医薬を見出すことができた。これらの成果は第43回, 44回, 45回, 46回 日本分子生物学会年会および日本薬学 第143年会, 144年会で報告した。
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