研究成果の概要 |
Intravascular large B-cell lymphoma (IVLBCL)は、血管内にのみ腫瘍細胞が存在する。この特徴は腫瘍における糖鎖構造変化が原因ではないかという仮説を立て、IVLBCLと、IVLBCLと免疫形質は類似しているが腫瘤形成性のDiffuse large B-cell lymphoma (DLBCL)のサンプルに対しレクチンアレイで糖鎖プロファイルを行った。その結果有意差のあるレクチンを5つ(LTL, BPL, ACA, HHL, WGA)見出し、これらのレクチンで標識される糖鎖がIVLBCLで発現が変化している可能性が示唆された。
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