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2022 年度 研究成果報告書

微量なEGFR T790M遺伝子変異肺癌の臨床的意義の解明と新たな検出手法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16336
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

立松 勉  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (40721874)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードT790M / EGFR / lung carcinoma
研究成果の概要

EGFRチロシンキナーゼ阻害剤未治療EGFR遺伝子変異陽性肺癌切除例210例について微量なT790M変異が検出可能なCAST-PCRを施行した所、66例に微量なT790変異が検出され、T790M変異陽性率は31.4%であったことが示せた。また、微量なT790M変異の有無によって術後再発率および術後生存率に有意な差は認めないことから、予後への影響はない可能性が示せた。

自由記述の分野

呼吸器外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

一般的なPCRで検出できなかった微量T790M変異をCAST-PCRで検出しえた。T790M変異を有する症例は31.4%に認め、比較的多いことが判明した。EGFR遺伝子変異陽性肺癌の最適な薬物治療を検討する上で重要なデータであり学術的意義があると考える。より微量な遺伝子変異を検索実際の臨床で第1~3世代のどのEGFR-TKI(第1-3世代)の選択する際に重要なデータになりうる。

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公開日: 2024-01-30  

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